先月、「貯金の出来る家づくり!」で大切な事、家計の収支を確認する「キャッシュフロー」の1つ目のポイント「家づくりの総額」についてお伝えしました。
今回はその続きで、2つ目の「月々の支払い額」と、3つ目の「老後までの収支」についてお伝えします。
月々の支払い額
住宅ローンの融資可能額はあなたの年収などを基に算定される金額です。
しかし、実際の生活は給与から税金や社会保険など様々な費用を差し引かれた収入(手取り)で生活をする事になります。
住宅ローンの支払い金額も手取りの収入を基に考えなければいけません。
もし年収から算定した融資額を基に借入を行った場合、住宅ローンを払えなくなるかもしれません。
月々の手取り収入から生活費や貯蓄、そして住宅ローンを払うことが出来るのかを知る事がとても重要です。
その間に収入が変化したり、支出が増減するかもしれません。それを予測することはとても重要です。
老後までの収支
住宅ローンは最長35年という長い期間支払いを続けます。
例えば、出産、子育て、学校や習い事など教育費が幾らくらい、いつ頃から必要になるのか、また子供の結婚や、家の修繕、職場の定年、自動車を買い替えなど、更に年金だけの生活にいつ頃からなるのか、考え始めたら限がありません。
いつどのようにお金が流れて行くのか、シミュレーションする事で計画が立てられます。
私達はそのシミュレーションを「ライフプラン」と呼んでいます。
多くの場合、ファイナンシャルプランナーが行っていますが、家づくりを中心とした場合には私達、家づくりに詳しいライフプランアドバイザーと一緒に考え作成してみる事がおススメです。
家づくりは素敵な家を建てるだけではありせん。
それを守る為の収支を確認して、貯金の出来る家づくりをしましょう。
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