日銀の政策や市場の動向によって
多くの方が利用する住宅ローンの金利は左右されます。
私が皆さんのお家づくりをお手伝いして約8年、
その間にも金利は変化しています。
最近では利用条件はありますが、
10年固定金利で0.65%と言う金融機関もあります。
驚きですね!
先日も、以前お家を建てた方から、
「金融機関の金利が下がったから住宅ローンの借り換えや組み換えを考えたい」
とお話がありました。
そこで今回は、借り換えなどを行う時の注意点をお伝えします。
注意するポイントは3つです。
1、金利の割引
2、手数料
3、団体信用生命保険
①「金利の割引」
多くの金融機関では新規で住宅ローンを組んだ時に、
その後プランの更新や変更時に店頭金利からの割引金利を設定しています。
借り換えなどを行った時にその割引金利率が変わってしまう事があります。
例えば新規の時は-1.9%の割引があったのに
組み換え後は-1.6%になってしまうと言う事です。
更新時の割引率もとても大切です。
返済金額全体で考えましょう。
②「手数料」
借り換えなどを行うと、新たに事務手数料がかかります。
金融機関にもよりますが定額の場合と
融資金の金額の割合で設定されている事もあります。
更に、現在利用している住宅ローンを一度全額繰上げ返済と言う形で
返済を行うのでその手数料がかかります。
また、金融機関によって新たに保障料が必要になります。
手続きに必要な費用を全て確認する事が大切です。
③「団体信用生命保険」
金融機関によって保障内容が異なっていたり、
疾病の項目によっては保険料が金利に上乗せされます。
また、以前の審査の時は健康だったのに借り換えを行う前に
大病をしていたりすると保険に加入出来ない事もあります。
住宅ローンは長い期間返済をします。
いろいろな角度から検討して借り換え、組み換え、金融機関の選択を行いましょう。
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