多くの方が利用する住宅ローン。
「フラット35」を利用する場合を除き、
ほとんど全ての金融機関で団体信用生命保険(団信)
と言う生命保険に加入しなければなりません。
「フラット35」の場合は任意です。
団信とは、住宅ローンの契約者が死亡、
又は高度障害になった場合などに、
保険金で住宅ローンの残債を支払う仕組みです。
以前、お客様から、やっぱり保険は大切ですと、
保険の内容を重視して住宅ローンを決めた方がいました。
そこで、今回は住宅ローンを決める際に大切な団信のポイントをお伝えします。
ポイントは3つです。
1、一般団信
2、しっぺい疾病付団信
3、保険料
①「一般団信」
金融機関で住宅ローンを組む際に必ず加入するのが、この団信です。
この保険は「死亡・高度障害」になった場合のみ、保険金で残債を全額支払ます。
②「疾病付団信」
これは、1つ目の「一般団信」の特約のような保険です。
金融機関によって、3大疾病や8大疾病など、
プランは様々ですが「癌や脳梗塞、心筋梗塞」
などになった場合に保険金をお支払いします。
例えば癌と診断された時点で保険が適用され残債が無くなったり、
心筋梗塞などで所定の期間条件を満たすと
残債が半分になる団信などがあります。
③「保険料」
一般団信の保険料は金融機関が負担します。
「フラット35」の場合は自己負担です。
また、疾病付団信の費用については
各金融機関によって異なりますが、
例えば、融資金利に0.1%~0.3%の金利を上乗せする金融機関もあれば
保険料として毎月払う金融機関もあります。
また、負担のない金融機関もあります。
住宅ローンはプランや金利だけでありません。
団信の内容や保険料の仕組みも良く理解して、
総支払い金額を再度チェックしましょう。
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