以前、「総合住宅展示場などを見ています。」という方に
「何か分からない事はありますか?」とお聞きした事があります。
その方は「実際に家を建てるのにどんな事にお金が必要なのか分からない」
と話していました。
あなたは、いかがですか?
お家づくりのお金は、家電や雑貨を買うように、
その物だけの価格だけではありません。
どちらかと言うと自動車を買う時に似ているかもしれません。
そこで今回は、お家を建てて住むまでにどの様な費用が必要なのかを、お伝えします。
ポイントは3つです。
1、土地の費用
2、家の費用
3、その他の費用
①「土地の費用」
土地代はもちろんですが、
販売形態によっては不動産屋に支払う仲介手数料や、
上下水道の引込工事や敷地の造成などの費用がかかる事があります。
また、農地を購入してお家を建てる時には農地転用許可を取ったりします。
市街化調整区域にお家を建てる場合は、
測量や開発行為などの許可が必要な事があります。
土地代以外にも、様々な費用も予算に含めないといけません。
②「家の費用」
お家を建てる為には、
お家本体の価格の他に建築確認申請の費用がかかります。
また、建築予定地の地盤が弱い場合には補強工事も必要になります。
更に、外部の配管、配線工事など付帯工事が含まれているかによっても
費用が変わってきます。
建物の見積書を良く確認して予算を組む事が大切です。
③その他の費用
住宅ローンを利用する場合、
金融機関の手数料や保証料、利息や保険料が必要になります。
また建替えの場合は、今住んでいる家の解体費や引越費、
生活用品の保管費や仮住まいの費用も計画しなければなりません。
更に、新たなお家で生活する為のテレビや冷蔵庫などの家電、
テーブルやベッドなどの家具も必要になります。
お家を建てて生活をするまでには様々費用が必要になります。
初めにお家づくりの費用の全体(総額)を知る事がとても重要です。
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