家づくりで関わる税金の話で、
「資金を頂いた時」と「暮らしている時」のお話です。
まず、「資金を頂いた時」の事です。
お家を建てる時、又は土地を購入する際に、
ご両親から資金(お金)を頂いた時に発生する税金です。
一般的に、他人からお金や不動産など高額な物を頂いた場合、
税務上、贈与にあたり税金を納めます。
この税金を贈与税と言います。
税金の中でも最も高額な税率と言われています。
基本的にお家づくりの為にご両親から頂いた資金も贈与に当たりますので、
贈与税を納めます。
しかし、平成32年3月31日までの間に限って言えば、
一般的に700万円、最高で1200万円まで非課税になる事があります。
これは「住宅取得等資金の贈与税の非課税制度」に基づくもので、
制度を利用する為の基準はありますが、
毎年分の基礎控除(110万円)と合わせると
最大で1310万円まで非課税になる事があります。
税制を把握する事も資金を計画する上でとても大切な事です。
次に、「暮らしている時」の事ですが、
暮らしの中で必要な税金は、
お家や土地など不動産にかかる固定資産税と言う税金です。
固定資産税は毎年1月1日に土地や建物を所有している方に課税されます。
建物は5年毎に評価額の見直しがあり
基本的に税額は下がっていきます。
土地については所有している土地の評価額によって異なります。
更に、市街化区域や市街化調整区域によっても異なります。
市街化区域の場合、都市計画税と言う税金も加わります。
固定資産税は、生活費などのランニングコストに近い税金です。
生活費の一部として考えておく事が重要です。
お家を建てるには様々な税金が発生します。
土地代、建築費、諸経費などと共に税金も資金計画しなければなりません。
コメント