前回、お家づくりで大切な家計の収支を確認する為の「キャッシュフロー」で、3つのポイントの内、1つ目の「家づくりの総額」についてお伝えしました。
今回はその続きで、2つ目の「月々の支払い額」と、3つ目の「老後までの収支」についてお伝えします。
2、「月々の支払い額」
住宅ローンの融資可能額は、あなたの年収などを基に算定される金額ですが、実際の生活では給与から、税金や社会保険など様々な費用が差し引かれた収入(手取り収入)で生活をします。
住宅ローンの借入れ額も、手取りの収入を基に決めなければいけません。
もし年収から算定した融資額を基に借入を行った場合、将来、住宅ローンを払えなくなり、大切なお家を手放す事になるかもしれません。
月々の手取り収入から生活費や貯蓄、そして住宅ローンを払うことが出来るのかを知る事がとても重要です。
3、「老後までの収支」
住宅ローンは最長で35年、支払い続けます。
その間に収入が変化したり、支出が増減するかもしれません。それを予測することはとても重要です。
例えば、出産や子供の学校、習い事など教育費が幾らくらい、いつ頃から必要になるのか、また子供の結婚や、家の修繕、職場の定年、自動車を買い替えなど、更に年金だけの生活にいつ頃からなるのか、考え始めたら限がありません。
現在から、老後までの収支をしっかりと把握することがとても大切です。
家づくりを始める前に、「キャッシュフロー」で、家づくりの総額を知り、月々の支払い額を確認して、老後までの収支を把握することが出来ます。
家づくりは素敵な家を建てるだけではありせん。それを守る為の収支を確認して、貯金の出来る家づくりをしましょう。
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