家づくりを考え始めると、間取りや住宅ローンなどの資金の事。
そして、こんな所に住みたいな~なんて思いながら、
土地を探されたりしている方、多いのではないでしょうか?
ご存知の方も多いと思いますが、家などの建物を建てる場合、
建築し易い「市街化区域」と言うエリアと、
建物の建築が制限されている「市街化調整区域」と言うエリアがあります。
市街化区域では一般的に建物を建てる為の申請手続きを行う事で家や、
その他の建物を建築する事が出来ます。
しかし、市街化調整区域では家などの建物を建築する場合。
まず、土地を利用する為の特別な許可を取る事が必要です。
例えば、実家が市街化調整区域にあって、
実家に隣接する土地に息子さんご夫婦が家を建てたいと言う場合です。
この場合、建物を建てる為の申請手続き以外に土地を利用する為の手続きが必要になります。
今回は、この様な市街化調整区域に家づくりを考えている方への注意点をお伝えします。
ポイントは3つです。
1.申請手続き
2.費用
3.期間
①「申請手続き」
市街化調整区域に家を建てる場合、
計画予定地によっては、居住年数やその親族など条件をクリアする必要があります。
また測量を行って使用する土地を確定したり、
開発行為など土地を使う為の申請手続きや、
それに伴なう造成工事を行う事があります。
②「費用」
家を建てられる様にする為に、
測量や開発行為を行う事で、20万円位から100万円位かかります。
更に造成工事費が必要な事もあります。
その費用もきちんと資金計画に入れなければなりません。
③「期間」
土地を利用する為に、
様々な許可や申請手続きを行う期間、
更に造成工事の工期も考えて家づくりを計画、スタートしなければなりません。
手続きや造成工事の期間が三ヶ月、半年、長い場合ですと1年位かかる事があります。
市街化調整区域で家づくりを考えている方は、
申請手続きや期間、費用を初めにきちんと知る事が
安心出来る家づくりの一歩です。
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